不動産会社によって土地や建物の査定額は変わる?

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相続などで所有した土地建物などを売却する際に、依頼する不動産会社によって査定額が変わるかどうかが気になる方も多いと思います。特に東京などの都市部の場合は、小さな土地でも何千万円の価値があるため、数パーセントでも大きな差が生じてしまいます。

ここでは、不動産会社によって土地や建物の査定額が変わるかどうかを探りながら、高額査定される不動産の条件や、不動産会社の選び方、実際に不動産を売却するときに注意すべきことなどを詳しく調査し紹介しています。

今すぐにではなくても、将来不動産の売却予定がある方でも、早めに備えておくことで得になる情報が満載なので、じっくり読んで売却時に役立ててください。

高額査定される不動産の条件

結論から言うと、土地や建物の査定額は、不動産会社によって変わります。その理由は次項にて記載させていただきますが、ここでは高額査定される不動産の特徴を紹介します。

更地である場合は土地だけの評価になりますが、建物がある場合は、土地と建物に分けて評価され、その合算が不動産会社から提示される査定金額になります。

高額査定される土地の条件

・駅が近いなどの交通の便の良さ

・商業施設、公共施設が多いなどの生活の利便性

・治安・環境の良さ

・地形の良さ・開発のしやすさ

・人気エリアにある

・開発予定がある

上記が、高額査定を獲得しやすい土地の特徴ですが、土地の査定は立地が最も重視されます。

通勤や通学に便利で、買い物など日常生活を送る上で便利な店舗や施設が周辺にたくさんあって、安心して暮らすことができる環境も整っていれば、高額査定を期待できます。

東京であれば、地価の高い都心の土地にはもちろん高額査定が付きますが、吉祥寺などの人気エリアであれば、23区内にも負けない査定が望めます。

現在はそれほど人気のない地域でも、開発予定がある土地には高額査定が出ます。

高額査定される建物の条件

・築年数が浅い

・耐久性に優れた建築物

・ハイグレード住宅

・大手ハウスメーカー・ゼネコンなどが手掛けた建物

戸建住宅でもアパートやマンションや商業ビルやテナントでも、建物の評価の一番のポイントは築年数です。築年数が浅く、耐震性などに優れた、誰もが名前を知っているハウスメーカーや大手ゼネコンで建設された高品質な建物には、高額査定が付くことが期待できます。

業者によって査定に差が出る理由

同じ土地や建物でも、査定してもらう不動産会社によって金額に差が出るのが現実です。ここでは、なぜ会社によって査定額が異なる理由を紹介します。

査定の参考にするデータや地域相場の見通しが異なる

土地を査定するときには、実勢価格の他にも、公示地価基準地価固定資産税評価額路線価など様々な指標があります。不動産会社では、独自の判断で各指標を参考にすることから、査定額に差が生じることになります。

また、土地の価格はどんどん変化していて、地域によって不動産会社ごとに地価が上昇しているか下降しているかの予測が異なりますので、それも査定額に差が出る理由となります。

会社によって得意分野が異なる

不動産会社の主な業務は不動産の売買ですが、街の小さな不動産屋ではアパートやマンションなどの賃貸管理を主な仕事にしていたり、土地開発をメインにしていたりする会社もあります。

不動産の買取を行っている会社でも、マンションを得意にしている場合もあれば、戸建ての取り扱いをメインにしていることもあり、査定に出す物件によって査定額には違いが生じることになります。得意分野の物件を査定に出せば、買い手を見つけてもらえる可能性も高まることから、高額査定が期待できます。

高額査定してくれる不動産会社の選び方

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土地や建物の査定額は、利用する不動産会社によって異なるため、会社選びが重要になります。得意分野と不得意分野を見極めるには、直接足を使って不動産会社を回って尋ねる方法も有効ですが、インターネットを活用すれば、いろいろな情報を家にいながらでも得ることができますし、売却希望の不動産の査定をしてもらうことも可能です。

不動産一括サイトを利用しよう

得意分野や不得意分野が確認できても、必ず高額査定を出してもらえるとは限りません。手っ取り早く高額査定を出してもらえる不動産会社を見つけるためには、できるだけ多くの会社に査定してもらうことが最も有効な手段です。

たくさんの物件を取り扱いしていて、多くの業務に携わっている大手の方が、高額査定を出してくれるだろう?と考えている方も少なくないようですが、地域密着型の不動産会社の方が、高い査定額を出すケースも多く見られます。

ネット検索でたくさんの不動産会社のホームページを探して、問い合わせをして査定をしてもらってもいいですが、ネット上にある「不動産一括サイト」を利用すれば、一度の作業で複数の不動産会社から査定をしてもらうことができます。

利用するサイトによっても、土地や建物の詳細を打ち込む入力項目は異なりますが、項目に沿って正しく入力すれば、1~3日程度でたくさんの不動産会社から査定結果が届き、容易に最高査定額を知ることが可能になります。

不動産を売却するときの注意点

不動産を売却する際には、数百万、数千万円、場合によっては億単位のお金が動きますし、ほとんどの方は一生の間に一度経験するかどうかの一大イベントになるため、後悔だけはしないように慎重にことを進めましょう。

不動産取引には知らないこともたくさんありますので、必要最低限の知識と注意点は事前にきちんと理解しておくことをおすすめします。

不動産会社に依頼する前には必ず査定書を受け取ろう

土地や建物を売却する際に、自分で買い手を見つけることは難しいため、大概は不動産会社から見積りをとることになりますが、後からトラブルにならないように、必ず査定書を受け取っておきましょう。

そもそも見積りをしたのに、口頭だけで金額を伝える業者は避けた方がよく、書面に証拠を残しておかないと、トラブルに巻き込まれてしまう可能性が出てしまいますし、不動産の査定額は時期によっても変わりますので、それがいつまで有効なのかもしっかり確認しておく必要があります。

現場を見てもらう前には清掃や整理整頓を忘れずに

不動産会社に土地や建物を査定してもらうときにも、買い手を現場に連れて来てもらう際にも、必ずその都度清掃と整頓は忘れず徹底的に行ってください。

更地であれば、雑草だらけでゴミがたくさん落ちていれば印象が悪くなりますし、建物の中が空っぽだとしても、埃やゴミが散乱していれば、せっかくの優良物件でも、買い手の購買意欲を奪ってしまうことにもなりかねません。

見た目を綺麗にするだけで、査定金額も商談成功率もアップさせることができます。自分で手に負えない場合は、クリーニング業者を雇って多少費用をかけても、その分を取り戻せるだけの価値はあります。

売主の義務はきちんと果たそう

不動産契約が締結されれば、解約をすることは簡単にはできませんので、契約をするときには売却価格や不動産会社への仲介手数料だけに気をとられないで、契約書の内容は隅々までしっかり確認しなければいけません。

また、不動産を売却するまでに、売主には「抵当権の抹消」「所有権の転移」「境界の確認」などを完了させる義務がありますので、現地確認も含めてきちんと役目を果たしましょう。

まとめ

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不動産会社によっても得意分野と不得意分野があって、査定方法も異なり、買い手を見つけられる自信にも差が出ることから、土地や建物などの査定金額も売却価格も利用する会社によって大きく変わってしまう可能性があります。

できるだけ高く所有の不動産を売りたいなら、不動産一括サイトなども活用しながら、大手から地域密着型の小規模な不動産会社まで、可能な限り多くの相見積りをとりましょう。

物件を見せる際には、掃除や片付けなどを徹底的に行い、債務不履行などにも注意しながら、しっかり自分の役割を果たしましょう。

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