売主物件とは?不動産会社が売主の場合のメリットと注意点

購入時に、いろいろとメリットが多いことでも人気を集めている売主物件。最近では、インターネット上でも簡単に探すことができる優良の売主物件も増えていますので、注目している方も多いのではないでしょうか。売主物件の不動産の購入を検討する場合に強みとなるいくつかのメリットや、思いがけないトラブルを防ぐために知っておきたい注意点などについて、やさしく解説していきたいと思います。

売主物件とは

不動産の購入を本格的に考えている方も将来的に考えているという方も、まず知っておくべきなのは、「売主物件」と「仲介物件」の基本概要です。下記にそれぞれの違いをまとめてみました。

売主物件とは?

・仲介業者がいないので、仲介手数料が発生しない
・売主との直接の交渉や取り引きが必須となる
・スムーズな取り引きやトラブル回避のためには、ある程度の不動産の知識を身につける必要がある

仲介物件とは?

・仲介業者がいるので、仲介手数料が発生する
・売主と直接の取り引きをしなくてもよい
・豊富な物件の中から希望に合うものを紹介してもらえる
・さまざまな手続きをサポートしてもらえるので、不動産の知識があまりなくても不安が少ない
・仲介業者を通すので、大きなトラブルが発生する可能性が低い

売主物件を購入するメリット

個人の売主物件を購入するメリットが大きいと言えるのは、売主となる方が親戚や知り合いという場合、またはできるだけ不動産の購入費用をおさえたいという場合などではないでしょうか。

物件のエリアや条件によっては、仲介手数料だけでも、100万円単位となってしまうことも少なくありません。やはり仲介会社を通さない分、購入の費用がぐっとおさえられるというのは、それだけでお得感がありますよね。また、中古物件の条件などによっては、売主と買主の間でじっくりと交渉をしていけることが買主側の強みとなることもあるかと思います。

一方で、不動産会社が売主の場合のメリットは、購入における交渉やさまざまな書類の手続きの手間が省けることはもちろん、個人間の売買よりも長く設定されている「瑕疵担保責任」にメリットがあると言えます。

売主物件を個人間で取り引きする場合は、1~3ヵ月くらいの瑕疵担保責任期間が一般的になっていますが、中古住宅の場合は、それよりもずっと長い2年間以上と定められています。また、不動産会社が売主となっている物件は、すでに綺麗にリフォームされた状態の物件や、設備を最新のものに交換済の物件が多いというメリットもあります。

売主物件で注意すること

売主物件の購入を検討する場合に注意しておきたいのは、やはり、「重要事項説明」や「売買契約」、「瑕疵担保責任」に関する書類にしっかりと目を通すことです。書類などを見て不安に思ったことは、しっかりと納得できるまで確認する、曖昧な点がないように徹底的に書類を読み込むなど、時間と努力を惜しまないことも大切です。

また、不動産会社が売主となっている売主物件の場合は、悪徳不動産会社によるトラブルに気をつける必要もあります。例えば、不動産会社により、すでにリフォームがされている物件の場合。一見新築の物件かと思えるような物件でも、実は天井や壁紙などの張替えだけ、内装を少しリフォームしただけなど、ごくシンプルなリフォームだけを済ませ、設備点検や交換をしていないというケースもあるかもしれません。

とくに、築年数の経過している中古住宅の場合は、経年劣化による設備上のトラブルが後々問題となるケースもあります。「住宅診断」まで行うことができれば設備に関しての不安を解消することができるでしょう。

そのほかには、不動産会社が住宅ローン控除に対応していないといったケースなど、トラブルとは言えないまでも、期待していた税制優遇措置が受けられなくなってしまうこともありますので、不明な点は常に不動産会社に確認を取るような姿勢を心がけておくことをおすすめします。

まとめ

売主物件のメリットやデメリットとなりえるポイントなどをご案内してきました。不動産購入にあたっては、普段の生活では耳にする機会のない専門用語なども多いため、戸惑ってしまうこともあるかもしれません。しかし、マンションや戸建ての購入を考える上で、不動産の知識はとても役立ちます。

住宅を購入することによって、受けることのできるさまざまな税制優遇措置などもありますので、個人が扱う売主物件と不動産会社が扱う売主物件のそれぞれメリットやデメリットの特徴を考慮しつつ、じっくりと理想のマイホーム購入を検討していただければと思います。

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