良い賃貸物件探しは不動産会社に行く前の情報収集で決まる!

賃貸物件を借りるときは、不動産会社で部屋を探してもらい、内見をして気に入った物件に出会ったら契約手続きをします。しかし実際に不動産会社に来店する前に、自分である程度の情報を得て知識を持っているかどうかで、本当に自分が探している物件に出会える確率も変わります。

もちろん初めての部屋探しの人もいれば、何度も引っ越しをして部屋探しに慣れている人もいるため、もともとの経験値や情報量には差がありますが、自分の希望する条件を整理しておくことで、スムーズに部屋探しができます。

事前に知っておきたい情報や知識とはどんなものがあるでしょうか。

希望する条件に優先順位をつける

賃貸物件を探す場合、どのエリアに住みたいか、また賃料はどれくらいで駐車場は必要か、駅からどれくらい離れても良いかなど、様々な条件を思い浮かべます。主要駅までのアクセスや周辺環境など、立地だけでなく築年数や建物の外観や内装、お風呂とトイレは別がいいか、賃料を抑えるためにユニットバスでもいいのかなど間取りも気になります。

最近では室内に冷蔵庫や洗濯機、エアコンやテレビから電子レンジ、布団やベッドに至るまで家具や家電が備え付けられている物件もあり、最低限の荷物での引越しで、新生活を始められる部屋もあります。

他にも玄関にモニター付きのインターホン、建物のエントランスにはオートロック機能、玄関ドアには不在時にも荷物を受け取れる宅配ボックス、ブロードバンドも完備だったら完璧というように、希望する条件は挙げればキリがありません。

もしかすると、初めて賃貸物件を探す人は、これらの希望条件全てに合った物件がどこかにあると思うかもしれません。しかし今挙げた条件は、あくまであったらいいな、という理想に近いものも含んでいるはずです。

そして、希望条件を全てクリアした物件というのは、よほどのことが無い限りは見つかる可能性は低いということを知り、それを前提に希望条件には優先順位をつけておく必要があります。

一度でも部屋探しをしたことのある人は、これは基本中の基本であることは痛い程理解しているでしょう。絶対に外せない条件は何なのか、2つから3つ程度に絞り、そこから本当に自分がしたい生活を実現できる部屋を探す作業になります。

女性ならオートロック付きで駅からは徒歩8分以内、バス・トイレ別は絶対条件、学生なら駅まで自転車で5分程度までなら離れても良いので、大学などへのアクセスが良いエリアで、賃料は○○万円以内に収めたいなど、ある程度具体的に譲れない条件をピックアップしておくと、自分が本当はどんな部屋に住みたいと思っているのか、欲しいと思っていた条件もよく検討するとどちらでも良いと思っていることなどがわかってくると思います。

相場と希望条件をすり合わせて現実を知ろう

自分の希望する条件に優先順位をつけたら、実際に自分で賃貸物件を探してみましょう。今はインターネットで何でも調べられます。希望するエリアや路線、駅名で賃貸物件を検索すれば、たくさんの物件情報が出てきます。

実際に募集されている物件が検索されるので、実際の賃料や外観、間取りや室内設備、また周辺にどんなお店があるかなどたくさんの情報を得ることができます。

複数の物件が出てくる場合も多いので、探しているエリアや駅周辺の家賃相場を知るのに大変役に立つ作業です。ネットで検索できる物件は、実際に不動産会社に来店して探してもらうものと同じなので、自宅でゆっくりと検索して相場を知ると共に、物件情報に触れれば触れるほど、当初の希望が少しずつ変わってくる場合もあるので、希望条件を修正する機会にもなります。

現実的には、ネットで物件検索をする場合は、住みたい地域や路線名、駅名、間取りなどの基本条件の他、築年数や防犯設備、ペット飼育の可否、 お風呂の追い炊き機能にインターネット環境など、細かな条件や欲しい設備から物件を探せるこだわり検索機能を使います。

このこだわり検索をすると、検索結果が「0件」という結果が出ることも珍しくなく、少しずつ条件を緩めていくにつれ検索件数が増えていきます。このような作業を繰り返すことで、当初自分が思い描いていた物件に出会える確率がほとんどないことが分かります。

どんな条件なら物件があるか、自分の希望と相場や現実との齟齬を小さくする作業は、不動産会社に行ってからではなくできれば自宅でじっくりと調査しておきましょう。

図面をたくさん見て物件の特徴を捉えよう

インターネットや情報誌などでは、賃貸物件の間取り図を見ることができます。初めて見る人や見慣れない場合は、どんな間取りの部屋なのか平面図からイメージするのは大変かもしれません。

間取りは室内の雰囲気や壁紙クロスの色、室内設備の新旧や劣化状況まではわかりませんが、たくさん見ていく内に、どんな室内状況なのかをイメージできるようになります。

トイレのドアや、廊下とリビングや居室の間にあるドアが手前と奥、どちらに開くのか、シューズボックスはどこにあってどの程度の大きさか、ベランダがあるのか、または室外機などを設置できる程度のフラワーボックスタイプなのか、コンロは何口なのかなど、地味な図面の中にたくさんの情報があります。

こうして間取り図からある程度の情報を得ることができるようになれば、いちいち気になった物件全てを内見に行かなくても、だいたいの室内の様子をイメージできます。

その上で実際に見てみたいと思ったら不動産会社に行って内見の手続きをすれば良いでしょう。不動産会社には独自のデータベースを利用している会社もあり、退去の予定のある部屋の情報を持っている場合もあります。

また建築中の物件の情報がある場合もあり、これらはまだ一般には募集されていない物件なので、自宅で物件探しをしていても出会うことはできません。

このような物件情報やお得な情報を不動産会社では得たいものです。そのためには、素人の自分にでもできる情報収集や自宅でできる物件情報の収集は事前に済ませておくことで、いざ不動産会社へ来店した際に無駄なステップを省き、よりお得で精度の高い情報を得られる可能性があります。

賃貸物件は生ものであると認識すべき!

賃貸物件の多くは、不動産会社の店頭の他にもインターネットでも情報が公開されていて、その空き状況もどんどん変わっていきます。

昨日まで空き部屋だったところが、今日になって誰かに貸し出されているということも少なくありません。自分と同じエリア、同じような賃料や条件で賃貸物件を探している人は他にもいるということを念頭に置いて、気になる物件があれば早めに行動すると良いでしょう。

最近では、主に自社で建てた物件の客付けを行う不動産会社もあり、この手の会社は全国に支店を構え、そのネットワークを活かして日本中のどこにいても離れた地域の物件探しから契約手続きまでできることを強みにしています。

転勤などで物件を探しているものの、直接現地に赴く時間の無いビジネスマンなどには好評で、住みたい地域とは違う支店からでも契約ができる点が特徴です。

このように自分の気になる物件を、他にも検討している人がいるかもしれないことを意識して、不動産会社に行き、内見や周辺環境の確認などを始めましょう。

何人かが検討中の場合、不動産会社は他にも検討中の人がいることを示唆し、早めの結論を求めてくることもあります。同じ間取りの物件が他にも空いていれば別ですが、人気の物件やエリアでは難しいでしょう。

同じ物件にはなかなか出会えないものと考え、賃貸物件はまさに生ものであると認識しましょう。

相場や知識があれば不動産会社も怖くない!

不動産会社にも様々な業者があります。駅前に古くから店舗を構える、地場の不動産屋もあれば全国展開するフランチャイズの不動産会社もあります。

最近では不動産会社に入りづらいと思っている人でも、気軽に来店できるように自分で物件を探せるようにインターネットにつながった、専用のパソコンを備えたお店やカフェ形式の不動産店舗もあります。

しかし最終的には不動産会社へ行き、物件を案内してもらったり、契約手続きや重要事項説明を受けたりしなければなりません。不動産会社の営業マンに一対一で接客されることに、何となく抵抗を感じる人もいるでしょう。

思っている希望条件をうまく伝えられないのではないかとか、もう少しじっくり検討したいのに焦らされて契約させられてしまうのではないか、また希望より高い賃料の物件をうまい営業トークで丸め込まれて納得させられてしまうのではないかなど、不動産会社に行ったことの無い人は特に様々な心配をするでしょう。

そんな場合でも、事前に集めた情報や相場感を知っていれば、納得していない時にはその根拠とともに、また一方的な接客をする営業マンに対しても、自分の調べた情報や知識があれば堂々としていられます。

そもそもお客様が納得していない状況で、急かして契約にこぎつけようとする営業マンから部屋を借りる必要はありません。入居後もお世話になることがあるので、信頼できる営業マンやお店を見つけることも大切です。

まとめ

物件探しに限らず、現代はインターネットでどんな情報でも手にできる時代です。賃貸物件を探す場合も、プロに頼りきりになるのではなく自分で最低限の知識や情報を持っておくことで、自分が本当に希望する物件に出会えるかもしれません。

一方で、ネットには様々な情報が溢れているため、どの情報が自分にとって必要なものかを精査し、取捨選択する力も重要です。難しいと考えず、まずはネットで情報収集をし、自分の納得できるライフスタイルを手に入れましょう。

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